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外壁防水シート・タイベックとは?

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外壁防水シート・タイベックとは?

 

雨が降り外壁に当たると、雨水は外壁を伝って地面に流れ落ち、外壁の内部に入ることはありません。

 

ですが、外壁が劣化でヒビ割れを起こしていたり、外壁のコーキングが切れていたりすると外壁内部に雨水が侵入してきてしまいます。

 

また、サイディング外壁などの場合は、外壁裏が汗をかいて結露と起こすこともあり、その結露水が家の構造躯体との間に滞留する場合もあります。

 

外壁防水シート(タイベック)とは、外壁から水が外壁内に入り込んだ時に建物内に水の侵入を止め、構造躯体を水から守る役目をしています。
外壁で雨風を防いでいる家ですが、目に見えない外壁の裏に防水層が作られています。

 

家を風雨から守っている大事な役割を担っています。
また、外からの水の侵入は防ぎますが、壁内の湿気は外に出すという魔法のような素材です。

 

 

タイベックとは

ポリエチレン製不織布の商標名。丈夫で軽く、透湿性があり、ウイルスや粉じんなどが表面に付着しにくく透過しないなどの特徴をもつ。建築資材や医療用品、防護服などに利用される。

出典:小学館

 

 

1.タイベック(デュポン)の4つ特性

 

タイベックには、「軽い」「水に強い」「破れづらい」「通気」の4つの特性があります。

 

その正体は、高密度ポリエチレン100%の不織布
高密度ポリエチレン繊維を特殊な方法で結合させることにより上記4つの特性を持つ商品にしています。

 

 

2.タイベックと呼んでいいのはデュポンだけ

 

 

建設業界では防水シートの事を当たり前のように「タイベック」と呼んでいますが、「タイベック」は米デュポン社の登録商標なので、防水シートが全部タイベックではありません。

 

「タイベック」に似たような性能を持つ外壁防水シートも存在しています。

 

しかし、余りにも「タイベック」が有名すぎるため、建設(建築)業界では「防水シート=タイベック」になってしまっているのではないでしょうか。

 

 

3.外壁用の2種類タイベック

 

外壁に使われているタイベックには2種類あります。

 

3-1.タイベック シルバー

 

高強度ポリエチレン不織布にアルミニウムを蒸着、繊維単位でアルミニウムの劣化を抑える抗酸化樹脂コーティングをした遮熱防水シート。

 

「遮熱性(断熱性)+透湿性+防水性+強靭性」の4つの性質を併せ持つ商品です。

 

他社からも遮熱防水シートは出ていますが、比較するとデュポン社の方が耐久性に優れています。

 

遮熱(断熱)機能が欲しい場合にタイベックシルバーを採用します。

 

 

3-2.タイベック ハウスラップ

 

上記タイベックシルバーのアルミコーティングがされていない不織布です。

 

「透湿性+防水性+強靭性」の性質を持ちます。
非常に軽く丈夫で、釘などに多少ひっかけても破れにくいです。

 

手で切ることは困難です。施工にはカッターとタッカーを使います。
一般的には、ハウスラップを使うことが多いです。

 

 

4.タイベックのサイズ、厚み、ソフト、ハード

タイベックの規格サイズは2種類あります。

幅 1m 長さ 50m
幅 3m 長さ 40m

 

一般的に建築業界では、幅1mのものを使用します。
タイベックの厚みは、コピー用紙を少し厚くした位の0.17㎜(タイベックハウスラップハード)です。

 

外壁下地に使うタイベック商品名は「ハウスラップ」といいます。

 

ハウスラップにはハードタイプソフトタイプの2種類あり、ハードタイプは紙のような風合いで、ソフトタイプは布のようにやわらかい素材からできています。

 

両方とも同じ高密度ポリエチレン不織布なのですが、加工方法を変えることにより2種類できるらしいです。

 

 

5.タイベックシートはどこで購入?価格は?

 

タイベックシルバー、ハウスラップは外壁下地に使う材料で、工務店や外壁施工業者が施工するものなので、DIYなどで使うことはほとんどないと思います。

 

なので、専門の建材屋や金物屋で取り扱いがありますが、最近では大型ホームセンターでも取り扱っているところもあります。
価格は6,000円台~

 

ただ、タイベックシルバーは専門すぎるので、一般的には手に入りにくいようです。

 

 

6.他社製外壁防水シート 驚いた!!

 

これは、私の経験談です。

 

他社性の外壁防水シートを使っている住宅(某有名ハウスメーカー)の外壁リフォームをした時のことです。

 

外壁を剥ぎ、下地の外壁防水シートの状態にしました。
防水シートに穴が開いていたので手で触ると、パラパラと剥げ落ちてきました。

 

築10年位だっとと記憶していますが、たった10年で大事な外壁防水シートがダメになっているなんて・・・

 

衝撃でした!

 

築10年と言えば、外壁の塗膜・コーキングが劣化してくる時期です。

 

水の侵入を防ぎ、建物内部の湿気を外に出すはずの防水シートがダメになっていれば、水は建物内部に侵入し、気付かないうちに構造躯体を痛めてしまいます。

 

木と水分が大好きなシロアリもやってくるかも知れません。

 

外壁張替え、重ね張り(カバーリング)のリフォームを検討しているのなら、採用している外壁防水シートをリフォーム業者に確認してみましょう。

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