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外壁カバーリング(重ね張り)工事の注意点

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外壁カバーリング(重ね張り)工事の注意点

 

 

1.外壁カバーリング(重ね張り)とは

「外壁重ね張り(カバーリング)」とは、「外壁カバー工法」とも呼ばれていて、今の外壁の上に新しい外壁を張るリフォーム工事のことです。

 

今の外壁の上に直接外壁を張るのではなく、新たに外壁下地(下地胴縁)を取り付けたところに新しい外壁を貼っていきます。

 

 

2.外壁カバーリングに使用する外壁材は?

外壁カバーリングに使用する外壁材は大きく分けると3種類あります。

 

2-1.窯業系サイディング

 

窯業系サイディングはセメント系の外壁で、デザインが豊富防耐火性に優れますが、外壁重量が重いです。

 

今の外壁の上から新しい外壁を貼るわけですから、家全体の重量が重くなり建物にかかる負担が大きくなるデメリットがあります。

 

2-2.金属系サイディング

 

表面がアルミガルバリウム鋼板などで、裏に断熱材(ウレタン等)を入れた外壁材です。

 

金属系サイディングは、断熱材が入っているので建物の断熱性能があがります。

 

また、軽量なので建物への影響は少ないです。

 

 

2-3.樹脂系サイディング

 

樹脂(塩ビ)サイディングはアメリカで40%、カナダで60%のシェアがあり、その歴史は50年以上です。

 

最近見かけるようになりましたが、日本では認知度が低いですね。

 

樹脂サイディングの中には30年保証(条件付き)という外壁材もあります。

 

 

3.外壁カバーリング(重ね張り)のメリット・デメリット

 

3-1.メリット

・今貼られている外壁が傷んでいても、その上に重ねて張る為、新築同様になる

・外壁張替えリフォームに比べて工事期間が短い

・産業廃棄物費用が安くなる

・外壁が二重になるため断熱性能・遮音性が上がる

 

 

3-2.デメリット

・家の躯体(構造)の確認ができない

・家の重量が重くなる

・外壁塗装リフォームより費用が高い

・サッシが外壁面より引っ込む場合がある

 

 

4.外壁カバーリング(重ね張り)の施工工程(流れ)

 

1.仮設足場設置
2.既存外壁調査、下地処理
3.外壁下地(胴縁、貫)取り付け
4.防水層(タイベック張り)施工
5.スターター、見切り付け
6.外壁張り
7.コーキング
8.養生撤去、清掃

※ 既存外壁の種類、もしくは新しく張る外壁の種類によっては施工工程3・4が入れ替わる場合があります。

 

 

5.外壁カバーリング(重ね張り)5つの注意点

外壁カバーリングリフォームにおける注意点は下記の通りです。

 

5-1.既存外壁の処理

 

新たに防水層を作るとはいえ、既存外壁の大きなヒビ割れや隙間などは予めコーキング・補修パテなどで埋めてもらいましょう。

 

既存外壁が浮いている場合は、その部分を撤去・復旧してもらいます。
万が一外壁内に水が侵入した場合も安心できます。

 

 

5-2.外壁下地(胴縁・貫)の釘ピッチ

 

外壁を家に固定するための下地(胴縁・貫)の釘留付けピッチを確認しましょう。
下地の取り付けにビスを使うリフォーム業者もあります。

 

釘やビスを適正な留付けピッチは300mmが一般的です。

 

留付けピッチが適正でないと、外壁が落ちてくるなんてことになるかもしれません。

 

外壁カバーリング材料によって異なる場合がありますので、リフォーム施工店に確認してみましょう。

 

 

5-3.防水層(タイベック)施工

 

外壁工事の中で、防水層(タイベック)の適正施工最重要です。
外壁カバーリング・外壁張替え・外壁の種類に関わらず、防水層を適正に施工していないとどうなるでしょうか?

 

答えは、雨漏れが発生してしまいます。

 

防水シート(タイベック)が破れている、適正な重なり代で施工されていない、開口部(サッシなど)周りが防水シートと連続していないなどが原因で雨漏れが起こることがあります。

 

 

5-4.外壁材料の選び方

 

外壁カバーリングリフォームに使用できる外壁は、「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「樹脂系サイディング」の3種類あります。

 

その中でデザインや費用で選ぶのは当然のことです。
デザインや費用のほかに、後のメンテンス費用の事を勘案し、十分に検討しましょう。

 

例えば、窯業系サイディングを選んだ場合、10年前後で外壁塗装リフォームをする必要がでたり、沿岸地域なのに金属系サイディングを採用してしまうとすぐに腐食してしまったりします。

 

また、外壁が二重になるのでその分、重量が増えますので、地震などで建物が揺さぶられると建物に負荷がかかってしまいます。

 

デザイン・費用・後のメンテナンス・外壁重量など、優良で経験豊富なリフォーム業者と相談をして外壁材料を決めるようにしましょう。

 

 

5-5.外壁カバー工法見積が安価な業者は要注意!

 

極端に見積が安いリフォーム業者には注意が必要です。

 

防水層施工をしなかったり、外壁下地胴縁(貫)の取り付けをしなかったりと何かしら安くなるための要素があります。

 

一式で見積を出してくるリフォーム業者も要注意です。
見積をよく確認し、不明な場合はリフォーム業者に問い合わせをしてみましょう。

 

 

6.外壁カバー工法のまとめ

・使用できる外壁は、「窯業系」「金属系」「樹脂系」の3種類

・外壁塗装リフォームより高価・工期が長い

・外壁張替えリフォームより安価・工期が短い

断熱性、遮音性が高くなる場合がある

・建物が重くなるため、地震の時に揺れやすい

・既存外壁のヒビ割れ処理を怠らない

・下地胴縁・貫の釘(ビス)ピッチを確認する

防水層の適正施工

・外壁材の選定は「デザイン」「コスト」「メンテナンス」「重さ」で!

一式見積もりは要注意!

 

 

優良で経験豊富な複数のリフォーム業者に現地調査・見積を依頼し、必ず相見積もりするようにしてください。

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